
有限会社ヒューマンパワー 代表取締役 南野桃子
「お金を稼ぐことは決して悪いことではない!」自身の事業を通じて「お金を稼ぐこと」=「人を幸せにすること」という考え方をより多くの人々に伝えていきたいと熱く語る南野社長。そんな彼女の仕事観はどこか人の心を惹きつける。1.5億円の負債を乗り越え、今もなお成長し続ける【有限会社ヒューマンパワー 代表取締役 南野桃子】の全貌に迫る!
◇ 現在どのような事業をされているのですか?
老人ホームの経営を中心とした介護事業を展開しております。
事業設立当初は介護に関する専門知識は全くなかったので、従業員のお手本となるため、顧客満足度を日々向上させるためにも、寝る間を惜しんで勉強に明け暮れた時期もありました。
◇ どのような子供時代を過ごしましたか?
あまり裕福な家庭ではなかったので、お金持ちになるためには何をすれば良いのかを常に考えていましたね。
小学校の作文でも将来はお金持ちになりたいといつも書いていた記憶があります(笑)
中学卒業後はスナックなどの水商売のお店で働いていました。
もともと明るい性格で人に好かれやすい方だったので、すぐに売り上げも店でトップになることができました。
人と話すことはもとから好きでしたが、水商売を経験することにより自身の接客スキルをさらに向上させることができましたね。
◇ 介護事業以外の事業を展開した経験はありますか?
18歳の時に友達3人でクラブを経営したこともあります。
様々な事情が重なり1.5億円の負債を抱えた時期もありました(笑)
しかし、周囲の人々の協力やお客様の応援もあって3年で完済することができました。
このような経験もあって、様々な人から応援され、周囲の期待を上回る結果を残せるような人間こそが本当のお金持ちになれるということに気付かされました。
◇ 仕事で大切にしていることは何ですか?
サービス業の基本かもしれませんが、お客様に喜んでもらいリピータになってもらうことですね。
最近はライバル会社も増え、常にお客様のサービスに対する満足度を気にかけて経営を行わないと介護業界で生き残っていくのは難しいです。
現場を知ることこそが介護事業を展開していく上で最も大切なことなんです。
なので、私はスタッフとは強固な信頼関係を築き「現場の声」をすぐにサービスに反映できるように心がけています。
◇ お客様に伝えたいことは何ですか?
「お金を払わないお客様はお客様じゃない」と言いたいですかね(笑)
少し生意気に聞こえるかもしれませんが、これは弊社が提供するサービスに対する自信の表れなんです。
企業である以上、利益を上げることが絶対に必要になってくるわけで、だからこそ企業はお客様を喜ばせるために全身全霊をかけるんです。
そうやって生み出されたサービスにお金を払わないなんて考えらえません。
企業はお客様を幸せにするという責任を果たしているのですから、お客様もそれに応えないといけませんよね。
◇ 社会にどのような影響を与えたいですか?
「お金を稼ぐこと」に対するイメージをもっと良くしていきたいですね。
お金を稼ぐことは決して悪いことでも汚いことでもありません。
なぜなら、人を喜ばせること力がないとお金は自分のもとに入ってこないからです。
私のことを金の亡者呼ばわりする方もまだちらほらいますが、彼らはお金を稼ぐことの本質を理解できていません。
なので、自身の事業を通じて「人を幸せにすること」=「お金を稼ぐこと」という考え方をより多くの人々に伝えていきたいと思います。